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テクニック 最終更新:2026年10月

Procreate 指先ツールの設定でぼかしをなめらかに

影をぼかしたら筋が出た、グラデーションのはずがムラになった。そんなとき、原因はたいていブラシではなく指先ツールの設定です。初期設定のままだと1回のストロークで色を運びすぎるため、色同士がなじむ前に押し流されてしまいます。ソフトブラシを複製して3つの設定を変えるだけで、思い通りにぼかせるようになります。

Procreateで陰影をつけた2つの青い球。左は初期設定の指先ツールで筋が出ており、右は設定を変えたあとのなめらかなグラデーション
同じブラシ、同じサイズ、同じ2ストローク。違いは指先ツールの設定だけです。

なぜ初期設定だとムラになるのか

指先ツールには独自の設定がありません。いま選んでいるブラシの設定を借りてぼかします。そのため、絵の具を動かすためのブラシでぼかすと、色が思った以上に遠くまで運ばれます。

1回で行きすぎたのを直そうとして、また行きすぎる。これを繰り返すうちに、グラデーションが段々の筋になってしまいます。これは腕の問題ではなく、設定の問題です。

直すための設定

ブラシライブラリの「エアブラシ」から「ソフトブラシ」を左にスワイプして「複製」します。元のブラシはそのまま残し、複製したほうを使います。

複製したブラシをタップしてブラシスタジオを開き、「プロパティ」のスマッジの引きを約1%まで下げます。いちばん効くのがこの設定です。

次に「ウェットミックス」のぼかしを最大にします。スマッジの引きが「どこまで色を運ぶか」、ぼかしが「どれだけやわらかく置くか」を決めます。数値は目安なので、広い範囲やざらっとした質感には、引きを少し上げて調整してください。

なぜこの数値で効くのか

グラデーションは、色をよそへ動かすことではなく、となり合う色を平均してつなぎ目を消すことです。引きを低くすると、1回のストロークではほとんど色が動かず、軽いストロークを何度も重ねて少しずつなじませられます。

コツは、短いストローク、軽い筆圧、つなぎ目の上で何度も。最初は遅く感じても、すぐにコントロールしやすさのほうが勝ちます。

特に効く場面

肌のほおから影への移り変わり、髪のハイライト、雲、布のしわ、光のまわりのグラデーションなど、2つの色を境目なくつなぎたいところです。肌の塗り方は肌塗り・人物ブラシ、ぼかし用のブラシはぼかしブラシもどうぞ。

ただし、影の色が中間の色をただ暗くしただけだと、どんなにきれいにぼかしても光には見えません。それは色選びの問題です。

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よくある質問

指先ツールで使うブラシは変えられますか?+

はい。指先ツールを選んだ状態でブラシライブラリを開き、ぼかしに使うブラシを選びます。

「スマッジの引き」が見つかりません+

ブラシスタジオの「プロパティ」にあります。Procreateのバージョンによって表示名が少し違うことがあります。