ProcreateのブラシをPhotoshop・クリスタで使う
Procreateの.brushsetを読み込むと、Photoshopの.abrに変換して返します。変換はすべてブラウザの中で行われ、ファイルがアップロード・保存されることはありません。アカウント登録、メールアドレス、透かしも不要です。
できあがった.abrは、そのままCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)にも読み込めます。ひとつのファイルで両方のアプリに対応できるのが、あまり知られていないポイントです。
3ステップ:.brushsetを選ぶ → 変換 → ダウンロードと読み込み。無料、アップロードなし。
変換する前に:移るのはブラシの形状だけです
グレイン(テクスチャ)や、Procreateの筆圧・傾きの設定は移りません。.abr形式にはそれを保存する場所がないためです。できあがるのは、ブラシの先端の形をそのまま写したスタンプです。
スタンプ、図形、シルエット、レタリング用や線画用のブラシならきれいに移ります。一方、水彩のようにグレインが命のブラシは、元より平坦に見えます。これはどの変換ツールでも解決できません。
移るもの・移らないもの
移るもの:ブラシの形状(先端の画像)、ブラシ名、間隔。
移らないもの:グレインとテクスチャ、筆圧・傾きの反応、ジッター・散布・回転の設定、描画モードや混色の挙動、入れ子になったブラシ構造、カラーダイナミクス。
Procreate内部の機能で生成されるブラシには先端の画像がないため、変換できずスキップされます。スキップしたブラシは変換後に名前で表示されます。「20本中12本を変換」のような結果になるのは正常です。
できた.abrの読み込み方
Photoshop:ブラシパネル右上のメニューから「ブラシを読み込み」を選び、.abrファイルを指定します。パネルの一番下に追加されます。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ):.abrファイルをサブツールパレットに直接ドラッグします。Ver.1.10.5以降であれば、追加の変換は不要です。
なぜバージョン6の.abrなのか
.abrにはいくつかのバージョンがあり、古いバージョン2はPhotoshopでは開けても、クリスタでは読み込めません。このツールは、Photoshop自身が書き出すのと同じバージョン6で保存するため、両方のアプリで使えます。
もっとたくさんのブラシはBrusherアプリで
水彩、アニメ、タトゥー、テクスチャなど、たくさんのブラシをiPhoneとiPadで探せます。コレクションをタップするだけでProcreateに追加。アプリは無料でダウンロードできます。
よくある質問
変換したブラシはちゃんと使えますか?+
ブラシの形状はきれいに移るので、スタンプやシルエット、線画用の先端はPhotoshopやクリスタでもよく使えます。グレイン、テクスチャ、Procreateの筆圧の反応は移りません。
ファイルはサーバーに送られますか?+
いいえ。変換はお使いのブラウザの中だけで行われ、ファイルはアップロードも保存もされません。
クリスタでも使えますか?+
はい。できあがった.abrをサブツールパレットにドラッグすれば、CLIP STUDIO PAINT Ver.1.10.5以降で読み込めます。
一部のブラシがスキップされたのはなぜですか?+
Procreate内部の機能で作られたブラシには先端の画像がなく、.abrに渡せる形がないためです。スキップしたブラシは名前で表示されます。
iPadでも変換できますか?+
はい。Brusherアプリの「ツール」にも同じ変換機能があり、iPad上で無料で使えます。